働いていると障害年金はもらえないの?社労士が解説
「働いていると障害年金はもらえない」と思っている方はとても多いですが、働いていても障害年金を受給できる可能性はあります。
障害年金の審査では、単に働いているかどうかではなく、次の点が重視されます。
- 病気やけがの症状
- 日常生活への支障
- 就労の内容や配慮の有無
- 継続して働ける状態かどうか
つまり、働いている場合でも 症状によって生活や仕事に大きな制限がある場合は、障害年金の対象となることがあります。
障害年金の審査で重視されるポイント
障害年金では、「仕事ができるかどうか」だけで判断されるわけではありません。
特に重要になるのは、日常生活能力の低下です。
例えば次のような状況がある場合、障害年金の対象となる可能性があります。
- 通院や体調不良で欠勤が多い
- 強い疲労や痛みで長時間働けない
- 周囲の配慮やサポートがないと仕事が続けられない
- 仕事内容が大きく制限されている
このように、働けているように見えても実際は大きな負担を抱えているケースは少なくありません。
就労状況による障害等級の考え方
働いている場合、就労状況は等級の判断に影響することがあります。
障害等級2級の可能性
一般的に次のような場合は、働いていても2級の可能性があります。
- 短時間勤務でないと働けない
- 職場の大きな配慮が必要
- 作業内容が大きく制限されている
- 体調により頻繁に休む
特に精神疾患などでは、就労していても生活全体の負担が大きい場合に2級と判断されることがあります。
障害等級3級の可能性
障害厚生年金の場合は、3級に該当することがあります。
例えば次のようなケースです。
- フルタイム勤務が難しい
- 業務内容が軽作業に限定されている
- 症状により職種変更が必要になった
このように、働くことはできるものの制限が大きい状態が該当する場合があります。
働いている場合の申請で重要になるポイント
就労の実態を正確に伝える
働いている場合、申請で最も重要になるのは 仕事の実態です。
例えば次のような内容は重要な情報になります。
- 勤務時間
- 業務内容
- 職場の配慮
- 欠勤や休職の状況
- 体調による仕事への影響
単に「働いている」と書くだけでは、実際の大変さが伝わらないことがあります。
日常生活の支障を具体的に伝える
障害年金の審査では、仕事だけではなく 日常生活の状態も重要です。
例えば次のような状況です。
- 家事がほとんどできない
- 外出に強い負担がある
- 強い疲労で休息が必要
- 身の回りのことに時間がかかる
審査では 「できること」ではなく「できないこと」が重視されます。
社会保険労務士に相談するメリット
働いている場合の障害年金申請は、次の理由から難しくなることがあります。
- 就労状況の説明が難しい
- 症状と仕事の関係を整理する必要がある
- 診断書の内容が結果に大きく影響する
社会保険労務士に相談すると、
- 受給の可能性の確認
- 就労状況の整理
- 申立書作成のサポート
- 診断書作成のポイントの説明
などの支援を受けることができます。
まとめ
働いている場合でも、障害年金を受給できる可能性はあります。
審査では特に次の点が重視されます。
- 日常生活への支障
- 就労の実態
- 症状の継続性
働いているからといって必ず対象外になるわけではありません。
症状によって生活や仕事に大きな負担がある場合は、障害年金の対象となる可能性があります。
「自分は対象になるのだろうか」と迷っている方は、専門家に相談することで受給の可能性や申請の進め方を確認することができます。

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